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ノートe-POWER燃費の実際は?カタログ値との差や燃費向上のコツを徹底解説

あなたは「ノートe-POWERの燃費って実際どうなの?」と気になっていませんか?結論、ノートe-POWERはカタログ燃費28.4km/Lに対して実燃費は20~24km/L程度です。この記事を読むことでノートe-POWERの実際の燃費やライバル車との比較、燃費向上のコツがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.ノートe-POWERの燃費性能の基本

1.ノートe-POWERの燃費性能の基本

ノートe-POWERは日産が誇る独自のハイブリッドシステムを搭載したコンパクトカーです。

ここではノートe-POWERの燃費性能の基礎知識について詳しく解説していきます。

e-POWERとは?独自のハイブリッドシステムの仕組み

e-POWERは、エンジンを発電のみに使用し、駆動は100%モーターで行うという日産独自のハイブリッドシステムです。

他メーカーのハイブリッド車とは異なり、エンジンは車輪を直接駆動せず、あくまで発電機としてのみ機能します。

そのため、走行感覚は電気自動車そのもので、静粛性が高く、発進時から力強いトルクを発揮できるのが特徴です。

モーター駆動ならではのスムーズな加速と回生ブレーキによるワンペダル走行が、e-POWERの大きな魅力となっています。

第2世代e-POWERでは、モーター出力やトルクが向上し、インバーターの小型軽量化とエンジン効率の改善により、走行性能と燃費性能の両立を実現しました。

現行モデル(第2世代e-POWER)のカタログ燃費

2020年12月にフルモデルチェンジした現行ノートは、全グレードで第2世代e-POWERを搭載しています。

WLTCモードでのカタログ燃費は、2WD車が28.4km/L、4WD車が23.8km/Lとなっています。

スタンダードモデルのe-POWER Sも上位グレードのe-POWER Xも、2WDであれば同じ28.4km/Lの燃費性能を誇ります。

燃費向上対策として、アイドリングストップ、ミラーサイクル、電動パワーステアリング、可変バルブタイミングなどが採用されています。

JC08モードでは33.8km/Lという数値も公表されており、従来の計測方法でも優れた燃費性能を示しています。

先代モデルとの燃費比較

先代ノート(E12系、2012年~2020年)には、2016年からe-POWERが追加されました。

先代e-POWERのカタログ燃費は、最も良いものでJC08モード34.0~37.2km/Lでした。

現行モデルのJC08モード燃費が33.8km/Lなので、カタログ上の数値では先代とほぼ同等といえます。

ただし、実燃費では現行モデルと先代モデルで大きな差はなく、どちらも20~21km/L程度という結果が出ています。

第2世代e-POWERは燃費性能を維持しながら、走行性能と静粛性を大幅に向上させた点が進化のポイントです。

2WDと4WDの燃費の違い

ノートe-POWERには2WDと4WDの設定があり、燃費性能には明確な差があります。

2WDのWLTCモード燃費は28.4km/L、4WDは23.8km/Lで、約4.6km/Lの差があります。

4WD車は最高出力68psを発揮するリアモーターを搭載する前後輪完全電動駆動の本格的4WDシステムを採用しています。

実燃費でも2WDが平均21.40km/Lに対して、4WDは平均20.99km/Lと、若干の差が見られます。

雪国や悪路走行が多い方は4WDが必要ですが、燃費重視なら2WDがおすすめです。

2.ノートe-POWERの実燃費はどれくらい?

2.ノートe-POWERの実燃費はどれくらい?

カタログ燃費は参考値に過ぎず、実際の燃費が気になるのは当然のことです。

ここではノートe-POWERの実燃費について、さまざまなデータをもとに詳しく見ていきましょう。

実燃費の平均値とカタログ燃費との差

e燃費やみんカラなどのユーザー燃費記録サイトによると、ノートe-POWERの実燃費は平均20~24km/L程度となっています。

WLTCモードカタログ燃費28.4km/Lに対して、燃費達成率は約70~85%という結果です。

MOTAの実燃費計測では、ノーマルモードで22.6km/L(達成率81.5%)、エコモードで24.3km/Lという数値が記録されています。

ハイブリッド車全体の燃費達成率が60~70%程度であることを考えると、ノートe-POWERの達成率は平均的な水準といえます。

実燃費で20km/Lを超えるコンパクトカーは限られており、ノートe-POWERは実用燃費でも優秀な部類に入ります。

季節による燃費の変動

ノートe-POWERの燃費は、季節や気温によって大きく変動します。

オーナーの燃費記録によると、夏場(エアコン使用時)は29~30km/L、冬場は30~31km/Lという数値が報告されています。

ただし、真冬の暖機運転が必要な状況では、燃費が大きく悪化することがあります。

冬季に30km未満の短距離走行では20km/Lを大きく下回ることもしばしばで、特に10km未満の超短距離では15km/L程度になることもあります。

エアコンを使用すると燃費が1~2割悪化する傾向があり、酷暑や厳寒期には燃費管理が難しくなります。

走行シーン別の燃費データ(市街地・郊外・高速道路)

走行シーンによってノートe-POWERの燃費は大きく異なります。

市街地ではWLTCモード27.6km/Lに対して実燃費18.6km/L(達成率67.5%)と、やや伸び悩む傾向があります。

これはブレーキを踏んだ際に回生充電を行わないというe-POWERの特性が、加減速の多い市街地では不利に働くためです。

郊外路では燃費が向上し、流れの良い道路では25~27km/L程度を記録することも可能です。

高速道路では、エンジンの発電頻度が高くなるため、意外にも燃費が伸びにくく、20~23km/L程度に落ち着く傾向があります。

オーナーの燃費記録から見る実際の数値

実際のノートe-POWERオーナーからは、さまざまな燃費記録が報告されています。

あるオーナーは一人乗車でエアコン不使用の条件下で40km/Lを超えたという驚異的な記録を達成しています。

一方、5人乗車で気温35℃超えでエアコンを使用すると20km/Lを下回ることもあるとのことです。

長距離ドライブでは、東京から草津温泉までの往復で平均25~28km/L程度という報告もあります。

月間平均では30~32km/L前後を維持しているオーナーも多く、運転方法次第で燃費は大きく変わることがわかります。

3.ノートe-POWERの燃費を他車と徹底比較

3.ノートe-POWERの燃費を他車と徹底比較

ノートe-POWERの燃費性能を正しく評価するには、ライバル車との比較が欠かせません。

ここでは主要なコンパクトハイブリッドカーとの燃費比較を行います。

トヨタ アクアとの燃費比較

トヨタ アクアは、コンパクトハイブリッドカーの代表格として知られています。

アクアのWLTCモード燃費は33.6~35.8km/Lで、ノートe-POWERの28.4km/Lを大きく上回ります。

実燃費でもアクアは約23~26km/Lを記録し、ノートe-POWERの20~24km/Lより若干優れています。

ただし、ノートe-POWERは3L車並みの加速力とレスポンスを持ち、走行性能ではアクアを上回る面もあります。

燃費重視ならアクア、走行性能と静粛性重視ならノートe-POWERという選択になるでしょう。

ホンダ フィットe:HEVとの燃費比較

ホンダ フィットe:HEVは、2020年に登場した最新のハイブリッドシステムを搭載しています。

フィットe:HEVのWLTCモード燃費は28.8~30.2km/Lで、ノートe-POWERとほぼ同等です。

実燃費ではフィットe:HEVが約29.7km/Lを記録し、ノートe-POWERの24.3km/Lを約5km/L上回る結果となっています。

フィットはモーター出力がやや低く車重も重めですが、トータルバランスの良さで燃費性能を確保しています。

ノートe-POWERは燃費ではフィットに及ばないものの、電気自動車のような走行フィーリングが魅力です。

トヨタ ヤリスとの燃費比較

トヨタ ヤリスは、世界トップレベルの燃費性能を誇るコンパクトカーです。

ヤリスのWLTCモード燃費は35.4~36.0km/Lと、ノートe-POWERを大きく引き離しています。

2022年新車販売台数No.1を獲得したヤリスは、コンパクト化と軽量化により優れた燃費と走行性能を両立しています。

ただし、ボディサイズがノートより小さく、後部座席の広さや積載性では不利な面もあります。

燃費性能だけで選ぶならヤリスが最強ですが、室内空間や乗り心地を重視するならノートe-POWERに分があります。

ノートのガソリン車・スーパーチャージャー車との比較

先代ノートにはe-POWER以外に、ガソリン車とスーパーチャージャー車も設定されていました。

ガソリン車のカタログ燃費はJC08モード23.4km/Lで、e-POWERの34.0km/Lと比べると大きな差があります。

実燃費では、ガソリン車が約15km/L、スーパーチャージャー車が約14km/L、e-POWERが約18~21km/Lという結果です。

燃費達成率はガソリン車66.5%、スーパーチャージャー車64.6%、e-POWER57.3%となっています。

e-POWERは達成率では劣るものの、実燃費の絶対値では3~6km/L優れていることがわかります。

4.ノートe-POWERの燃費を良くする運転のコツ

4.ノートe-POWERの燃費を良くする運転のコツ

ノートe-POWERは運転方法次第で燃費が大きく変わる車です。

ここではe-POWER特有の燃費向上テクニックを詳しく解説します。

e-POWER特有の走行モードの使い分け

ノートe-POWERには、SPORT、NORMAL、ECOの3つのドライブモードが用意されています。

燃費を重視するなら、基本的にはECOモードのBレンジで走行することがおすすめです。

Bレンジは回生ブレーキが最も強く効くため、減速時のエネルギー回収効率が高くなります。

一部の自動車評論家は高速道路でDレンジを推奨していますが、回生発電を最大限活かすにはどんな状況でもBレンジが適切です。

さらに燃費を追求するなら、SPORTモードのBレンジも効果的ですが、高い運転技術が必要となります。

回生ブレーキを活かしたワンペダル走行術

e-POWERの最大の特徴は、アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできるワンペダル走行です。

アクセルを戻すだけで強力な回生ブレーキが作動し、バッテリーに充電しながら減速できます。

1日運転して一度もブレーキペダルを踏まないということも十分可能です。

ただし、ノートe-POWERはブレーキペダルを踏んだ際には回生充電を行わないという特性があるため注意が必要です。

緩やかな下り坂では、アクセルを軽く踏み込んで回生発電をさせず、空走状態を維持することで燃費が向上します。

エアコン使用時の燃費対策

エアコンの使用は燃費に大きな影響を与えます。

夏場の酷暑時にエアコンをフル稼働させると、燃費が1~2割悪化することがあります。

設定温度を26℃程度に固定し、フルオートモードで運転するのが効率的です。

風量を最弱にしたり吹き出し口を調整したりする工夫も試されていますが、効果は限定的との報告があります。

冬場の暖房も燃費に影響しますが、暖機運転をできるだけ短時間で終わらせることが重要です。

充放電を抑えて燃費を伸ばす運転テクニック

e-POWERで最高の燃費を達成するコツは、できるだけバッテリーへの充放電を避けることです。

充電と放電を繰り返すと、その過程でエネルギーロスが発生してしまいます。

アクセルを5秒間以上連続して踏み込むことを予測したら、瞬間的にアクセルを大きく踏み込んでその直前にエンジンを起動します。

加速が終わりアクセルを戻したら、同時にEVボタンを押してマナーモードにしてエンジンを停止させます。

この方法により、バッテリーの充放電による電力損失を回避でき、燃費が飛躍的に向上します。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • ノートe-POWERはエンジンを発電のみに使用し、100%モーター駆動で走る独自のハイブリッドシステムを採用している
  • カタログ燃費は2WDで28.4km/L、4WDで23.8km/Lで、実燃費は平均20~24km/L程度となる
  • 燃費達成率は70~85%程度で、ハイブリッド車としては平均的な水準である
  • 季節や気温によって燃費が大きく変動し、夏場のエアコン使用時や冬場の暖機運転時は燃費が悪化する
  • ライバル車のアクア、フィット、ヤリスと比較すると燃費性能ではやや劣るが、走行性能や静粛性に優れている
  • e-POWER特有の走行モードを使い分け、Bレンジでのワンペダル走行を活用することで燃費が向上する
  • 回生ブレーキを最大限活かし、ブレーキペダルをできるだけ踏まないことが燃費向上のカギとなる
  • バッテリーの充放電を抑制し、エンジンの起動・停止を適切にコントロールすることで燃費が大幅に改善できる

ノートe-POWERは燃費だけでなく、電気自動車のような静かで力強い走りも魅力の一台です。

運転テクニックを磨けば、カタログ燃費に近い数値を達成することも十分可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

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