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残クレで買う人の割合は?最新データと利用者が増える理由を徹底解説

あなたは「残クレで車を買う人ってどのくらいいるの?」と思ったことはありませんか?結論、自動車ローン利用者の約73%が残クレを選択しており、年々増加傾向にあります。この記事を読むことで残クレの利用割合や選ばれる理由、メリット・デメリットがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.残クレで買う人の割合は増えている?最新データを解説

1.残クレで買う人の割合は増えている?最新データを解説

自動車ローン利用者の約73%が残クレを選択

トヨタファイナンスの2023年の調査データによると、自動車ローンを利用する人のうち約73%が残価設定型クレジット(残クレ)を選択しているという結果が出ています。

これは現金購入を除く自動車クレジット契約の中で、残クレが圧倒的な支持を得ていることを示しています。

わずか10年ほど前までは一般的ではなかった残クレですが、今や自動車ローンの主流となっているのです。

特に20代から40代の若年層では、75%以上が残クレを選択しており、若い世代ほど残クレを積極的に活用していることがわかります。

マイカー購入者全体では約2割が残クレを利用

日本自動車工業会の2021年調査によると、現金購入を含めたマイカー購入者全体では、残クレの利用は約20%という結果になっています。

内訳を見ると、現金一括での購入が56%、一般ローンが21%、残価設定あるいは据え置き型ローンが20%となっています。

残クレは一般ローンとほぼ同等の割合で利用されていることがわかります。

最近始まった購入方法にも関わらず、すでに5人に1人が残クレを選択しているという事実は、残クレの普及度の高さを物語っています。

年代別・年収別の残クレ利用割合の傾向

年代別で見ると、年齢が若いほど残クレの利用率が高くなる傾向があります。

20代から30代の若年層では約40%が残クレを利用して車を購入しているというデータもあります。

年収別では興味深い結果が出ており、年収600万円未満では約78%、年収600万円以上では約72%が残クレを利用しています。

つまり、年収の高低に関わらず幅広い層が残クレを活用しているのです。

従来は「収入が低い人向けのローン」というイメージがありましたが、実際には高所得者層にも広く利用されていることがわかります。

高級車と一般車で異なる残クレ利用率

車種によっても残クレの利用率は大きく異なります。

アルファードなどの高級車では残クレ利用率が7割に達するという報告もあります。

30系アルファードでは現金一括が約45%、残クレが25%、銀行ローンなどが30%という割合でしたが、40系の新型では残クレの割合がさらに増加していると言われています。

一方、軽自動車やコンパクトカーでは1~3割程度の利用率にとどまっています。

車両価格が高いほど残クレの利用率が高くなる傾向があるのです。

2.残クレで買う人が増えている3つの理由

2.残クレで買う人が増えている3つの理由

月々の支払いを抑えられるメリット

残クレで買う人が増えている最大の理由は、月々の支払額を大幅に抑えられる点にあります。

残クレでは車両価格から残価を差し引いた金額を分割返済するため、通常のローンと比べて毎月の負担が軽くなります。

例えば500万円の車を5年ローンで購入する場合、残価を100万円に設定すれば、実質400万円を分割返済することになります。

まとまった頭金を用意できない場合でも、希望する新車に乗れるというメリットがあります。

特に若い世代や子育て世代にとって、家計への負担を抑えながら必要な車を手に入れられる点が大きな魅力となっています。

ライフスタイルの変化に対応しやすい

結婚や出産、転勤などのライフスタイルの変化に柔軟に対応できることも、残クレが選ばれる理由の一つです。

残クレの契約期間は通常3年から5年と短期間に設定されています。

契約満了時には、新しい車への乗り換え、車の返却、買い取りの3つの選択肢から選ぶことができます。

ローン完済を待たずに新しい車に乗り換えられるため、家族構成の変化に合わせて車のサイズを変更することも容易です。

将来の変化が予測しにくい現代において、この柔軟性が多くの人に支持されているのです。

数年ごとに新車へ乗り換えやすい仕組み

常に新しい車に乗り続けたいという方にとって、残クレは理想的な仕組みです。

3年から5年ごとに新車へ乗り換えることで、最新の安全装備や燃費性能を備えた車に乗り続けることができます。

通常の購入では、新車から3年経つと車の価値がかなり落ち、5年経つと大幅に下がってしまいます。

しかし残クレでは残価が保証されているため、市場価格が下落していても設定された残価で下取りしてもらえます。

車検の時期を迎える前に乗り換えることで、車検費用などの大きな維持費を抑えられる点もメリットです。

車両価格高騰で残クレが選ばれる背景

近年の半導体不足や原材料価格の高騰により、新車価格が大幅に上昇しています。

中古車の価格も以前より高くなっているため、新車を買った方が結果的にお得になるケースも増えています。

このような状況下で、新車購入費用を抑えるために残クレを選ぶ人の割合が増加しているのです。

アルファードのように700万円を超える高級車でも、残クレを利用すれば月々の支払いを10万円程度に抑えることが可能になります。

ディーラー側も残クレ契約者を優先的に納車するケースがあり、「早く車が手に入る」という理由で残クレを選ぶ人もいます。

3.残クレのメリットとデメリットを正しく理解する

3.残クレのメリットとデメリットを正しく理解する

残クレのメリット5つを詳しく解説

残クレには以下の5つの主なメリットがあります。

1つ目は、月々の返済額を大幅に抑えられる点です。

残価を据え置くことで、手元に現金を残しながら新車を購入できます。

2つ目は、契約時に最終回の支払い方法を決めなくて良い点です。

数年後のライフスタイルを見据えて、返却・乗り換え・買い取りから選べる自由度があります。

3つ目は、下取り価格が保証されている点です。

市場価格が下落しても、設定された残価で下取りしてもらえるため、将来の不安が少なくなります。

4つ目は、グレードの高い車や新型車に乗りやすい点です。

月々の支払いを抑えられるため、通常のローンでは手が届かなかった上位グレードも視野に入れることができます。

5つ目は、ディーラーでの手続きが簡単な点です。

車の注文と同時にローンの手続きができるため、銀行に行く手間が省けます。

残クレのデメリットと注意点

残クレには多くのメリットがある一方で、理解しておくべきデメリットや注意点も存在します。

まず重要なのは、車の所有権が自分にないという点です。

契約期間中は所有者がディーラーや販売店になるため、自由に売却や譲渡はできません。

また、走行距離に制限が設けられるのが一般的です。

月間1,000km〜1,500km程度の制限が設定され、超過すると追加料金が発生します。

カスタマイズが制限される点も注意が必要です。

内装や外装の変更、エアロパーツの取り付けなどは原則として禁止されており、違反すると追加料金がかかります。

さらに、中途解約ができないまたは解約時に違約金が発生するケースが多いです。

事故で廃車になった場合でも、ローンの一括返済を求められる可能性があります。

金利負担が大きくなる可能性

残クレの大きなデメリットの一つが、総返済額が一般的なカーローンより高くなりやすい点です。

残クレでは残価を差し引いた金額を返済しますが、金利は残価を含めた車両本体価格全額にかかるのが一般的です。

例えば350万円の車で残価が100万円の場合、返済するのは250万円ですが、金利は350万円に対して計算されます。

そのため、銀行のマイカーローンと比べて金利負担が大きくなることがあります。

さらに、契約終了時に車を買い取る場合、残価分を再度ローンで組むと、最初から通常のローンを組む場合と比べて利息の総支払額が膨らみます。

月々の支払いは抑えられても、トータルコストでは割高になる可能性があることを理解しておく必要があります。

走行距離制限とカスタマイズの制約

残クレでは走行距離に厳しい制限が設けられているケースが多いです。

一般的には月間1,000km〜1,500km、年間で12,000km〜18,000km程度の制限があります。

通勤で毎日長距離を走る方や、頻繁に遠出をする方にとっては、この制限がストレスになる可能性があります。

制限を超過すると、1kmあたり数円から十数円の追加料金が契約終了時に請求されます。

また、車のカスタマイズが原則として禁止されている点も大きな制約です。

ディーラーが認めた純正オプション以外のパーツ取り付けや、内装の変更などは認められません。

車を自分好みにカスタマイズして楽しみたい方には、残クレは向いていないと言えます。

契約終了時の選択肢とリスク

残クレの契約が終了すると、3つの選択肢から1つを選ぶ必要があります。

1つ目は新しい車への乗り換え、2つ目は車の返却、3つ目は残価を支払って買い取りです。

返却を選ぶ場合、車の状態が厳しくチェックされる点に注意が必要です。

キズやヘコミ、内装の汚れなどがあると、査定額が残価設定額を下回り、差額を支払わなければならないケースがあります。

買い取りを選ぶ場合は、残価を一括または再ローンで支払う必要があり、まとまった資金の準備が求められます。

特に注意すべきなのは、市場価格が残価より高騰している場合です。

本来なら高く売れるはずの車でも、設定された残価でしか評価されないため、差額分は損をすることになります。

このようなリスクを理解した上で、契約時に将来の選択肢をよく考えることが重要です。

4.残クレが向いている人・向いていない人

4.残クレが向いている人・向いていない人

残クレ利用が向いている人の特徴

残クレは万能な購入方法ではなく、利用する人のライフスタイルや価値観によって向き不向きがあります

残クレが向いている人の特徴は以下の通りです。

まず、数年ごとに新しい車に乗り換えたい方です。

常に最新モデルや新しい機能を楽しみたい方にとって、残クレは定期的な乗り換えを前提とした理想的な仕組みです。

次に、まとまった頭金を用意できないが新車に乗りたい方です。

月々の支払いを抑えられるため、予算が限られていても希望する車に乗ることができます。

また、ライフスタイルの変化が予想される方にも適しています。

結婚や出産、転勤などで家族構成や生活環境が変わる可能性がある場合、短期間で柔軟に車を変更できる残クレは便利です。

さらに、走行距離が少なく、車を丁寧に扱う方も残クレに向いています。

走行距離制限を守り、キズやヘコミをつけずに使用できれば、契約終了時の追加費用を心配する必要がありません。

車検費用などの大きな維持費を避けたい方にもメリットがあります。

残クレ利用が向いていない人のケース

逆に、残クレが向いていない人の特徴も明確にあります。

長く同じ車に乗り続けたい方には残クレは不向きです。

契約終了時に買い取る場合、結果的に通常のローンより総支払額が高くなる可能性があります。

走行距離が多い方も残クレには向いていません。

通勤で長距離を走る、頻繁に遠出をする、営業車として使用するなどの場合、走行距離制限を簡単に超過してしまいます。

車をカスタマイズして楽しみたい方にも不向きです。

エアロパーツの取り付けや内装の変更などが制限されるため、自分好みの車作りを楽しむことができません。

また、総支払額を最小限に抑えたい方は、銀行のマイカーローンや現金一括購入を検討すべきです。

残クレは月々の負担は軽いですが、金利負担を考えると総額では割高になりがちです。

事故のリスクが高い環境で車を使用する方も注意が必要です。

大きな事故で廃車になった場合、ローンの一括返済を求められる可能性があります。

他の購入方法との比較ポイント

残クレ以外にも、車の購入・利用方法には現金一括購入、銀行ローン、カーリースなどの選択肢があります。

現金一括購入は利息がかからず最もシンプルですが、まとまった資金が必要で、他の投資や貯蓄に資金を回せないというデメリットがあります。

銀行のマイカーローンは金利が比較的低く、所有権が自分になるため売却やカスタマイズが自由です。

ただし審査に時間がかかり、頭金を多く求められることもあります。

カーリースは税金や車検費用が月額料金に含まれる場合が多く、突発的な出費が少ないのが特徴です。

一方、契約満了時は原則返却となり、所有することはできません。

比較のポイントは、月々の支払額、総支払額、所有権の有無、将来の柔軟性などです。

自分のライフスタイルや価値観、経済状況に合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。

各方法のメリット・デメリットをしっかり理解し、シミュレーションを行った上で判断しましょう。

まとめ

  • 自動車ローン利用者の約73%が残クレを選択しており、年々増加傾向にある
  • マイカー購入者全体では約20%が残クレを利用している
  • 年収の高低に関わらず幅広い層が残クレを活用している
  • 高級車ほど残クレの利用率が高く、アルファードでは7割に達するケースもある
  • 月々の支払いを抑えられることが残クレが選ばれる最大の理由
  • ライフスタイルの変化に柔軟に対応でき、数年ごとの乗り換えがしやすい
  • 金利負担が大きくなりやすく、総支払額では割高になる可能性がある
  • 走行距離制限やカスタマイズの制約があることを理解する必要がある
  • 数年ごとに新車に乗り換えたい人には向いているが、長く乗り続けたい人には不向き
  • 他の購入方法と比較し、自分のライフスタイルに合った選択をすることが重要

残クレは多くの人に選ばれている購入方法ですが、メリットとデメリットの両方があります。

あなたのライフスタイルや価値観に合った車の購入方法を見つけて、快適なカーライフを楽しんでくださいね。

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